学部・研究科等の特色等
データサイエンス学部は、 今後ますます社会から必要とされるデータサイエンス分野における活躍を可能とする統計学、 アルゴリズム等の高度な専門知識と高い職能技術を有し、 医療、 経済社会、 自然科学、 情報等それぞれの応用分野(以下、 単に「応用分野」 という。) に展開できる墓礎能力を保持したデー タサイエンス人材の育成を目標とする。
このため本学部では、 現実の課題をデー タとの関係性からとらえる能力、 又はものごとの裏に潜む数理的な法則・関係を見抜く能力の獲得、 基礎から応用にわたる医療、 経済社会、 自然科学、 情報等に関するデー タサイエンスに係る課題を俯瞰し、 これらの応用分野に適用できる課題発見・課題解決能力の涵養を目指す。 そのため、 各応用分野における課題を追究するための計画立案及び課題解決の手法を修得し、 特に、 統計学とアルゴリズムを基礎としたコンピュー タサイエンス、 デー タ解析に習熟したうえで、 適切な課題解決策を考案することを可能とする。 また、 豊かな表現力で国内外の様々な分野の人々と円滑にコミュニケー ションを図ることも目標の一つに掲げる。
常に人間や社会に対する興味や関心を持ち続け、 各分野の課題をデー タから数理的・分析的に考える基礎的能力を持ち、 また、 様々な人と協同して課題解決を図る態度・志向性を有し、 社会に貢献することへの高い意識を有する学生を社会に輩出することを目的とする。 卒業生には、 総合的な知性と教養に基づいて国際社会、地域社会に貢献を図る旺盛なチャレンジ精神を持ち、 より良い社会の実現に向け努力する姿勢の習得が期待される。