学部・研究科等の特色等
「統合生命科学研究科」は、理学、工学、農学、医学の各分野において細分化が進んでいる生物学・生命科学を有機的につなぎ、次代を担う学生が、深掘りするだけでなく俯瞰的な知識と能力を身に付けることができるように、単一の専攻(統合生命科学専攻)で構成します。「統合生命科学研究科」においては、ある一つの事象を深堀りするだけでなく、それと関連する領域の知識も学ぶことができます。いろいろな角度からの幅広い発想で、柔軟性をもって基礎から応用までの生物学・生命科学を学び、さらに関連した領域も統合的に学ぶことにより、新しい発想の研究力を高めます。そのため、名称を「統合生命科学研究科」とします。
「統合生命科学研究科」は1専攻とし、体系的な教育カリキュラムを提供する7つの基盤的な学位プログラムで構成します。これらの7つの学位プログラムは、理学、工学、農学、医学という従来的な学問分野における生物学・生命科学の幅広いスペクトルを、教育効果及び現代社会のニーズの観点から分けたものです。これらは、それぞれ独自のキーワードをもち、また、他の学位プログラムといくつかのキーワードを共有しています。これらは互いに相補的、かつ統合的な、プログラム群を構成しています。