学部・研究科等の特色等
工芸科学部・大学院工芸科学研究科の一学部・一研究科で構成される本工科系大学には、応用生物学、物質・材料科学、電子電気工学、機械工学、情報工学・人間科学、繊維科学、建築・デザイン学から基盤科学までの幅広い分野において、多元的な社会実装を目指した個性ある教育研究を行っています。
なお、各課程の一般教育プログラムに加え、「地域創生 Tech Program」という、各課程の専門知識および技術をベースに、地域産業の活性化や地域課題の解決に向けて、グローバルな視野で新産業を興すために必要な知識や、チームで協働して課題解決に取り組めるリーダーシップ精神を有する人材を育成する学位プログラムがあります。このプログラムでは、3年次後学期から福知山キャンパスを利用して、地域課題解決型学習(PBL)や地元企業でのインターンシップを中心に、実践的・能動的な学習に取り組みます。
また、従来の学部課程 4 年、博士前期課程(修士)2 年、博士後期課程 3 年の制度を、実質的に学部課程 3 年、博士前期課程(修士)3 年、博士後期課程 3 年として運用する3×3制度を実施しています。学部 4 年次を博士前期課程 0 年次(M0)とみなして博士前期課程に組み込み、実質 3 年間の博士前期課程を構成します。博士前期課程の 3 年間のうち、特にM0において海外留学や大学院科目の受講等、早期に大学院教養教育を学ぶことにより、博士前期課程をより充実させようとする本学独自の制度です。