学部・研究科等の特色等
2020年4月より,名古屋大学大学院医学系研究科(保健学)は,保健医療分野研究の基盤的技術としての情報科学を取り入れた領域融合的研究を推進する研究体制をとることとなりました.名古屋大学大学院医学系研究科(保健学)では,1専攻(総合保健学専攻)の下に2領域(先端情報医療学領域、包括ケアサイエンス領域)を設け,5つに大別される講座とその中の19の専門領域(教員の所属する研究ユニット)によって構成されます.大学院生の取得する学位(修士号,博士号)は従来どおり(看護学,医療技術学,リハビリテーション療法学)ですが,各学位取得コースを選んだ大学院生はどの研究領域の教員からも研究指導を受けることができます.また,医療情報科学分野の専門分野が新設され,医療情報科学が保健医療分野の各研究をつなぎ、その研究を推進するとともに情報科学研究の技術を基盤とした新しい医療保健研究人材の輩出をめざします.