学部・研究科等の特色等
ソーシャル・データサイエンス研究科は、社会科学とデータサイエンスが融合するソーシャル・データサイエンスの学問分野において、豊かな教養と市民的公共性を備えた、構想力ある専門人、理性ある革新者、指導力ある政治経済人を育成するとの理念に基づいて2023年に設置された新しい研究科です。ソーシャル・データサイエンス研究科での研究指導では、個々の学生に対し副指導教員を配置することで、分野横断的・融合領域別な研究の指導を行うことが特徴です。
博士前期課程では、最先端の知識を自ら活用し、新たな課題を発見し解決に導くことができるソーシャル・データサイエンスのスペシャリストの養成を目指します。
データ分析手法や援用する理論の具体例に基づいて学び、社会におけるデータサイエンスの倫理的・法的・社会的諸課題への理解を深め、ビッグデータに対応した分析手法も修得します。企業経営の課題や社会課題の解決策を扱いソーシャル・データサイエンスの素養を高めていきます。
このような教育を通じ、博士前期課程では社会科学とデータサイエンスの高度な知識をもち、経営や政策立案に携わることができる高度職業人材や、将来的に大学や公的・民間研究機関にて研究に従事することができる複合的学問領域の研究人材を養成します。