学部・研究科等の特色等
本研究科は、学部学生時代に身に付けた食と農の大切さ、動植物の命の尊さ等の素養を基礎として、農場から食卓までの幅広い領域を学際的視点で捉える能力とあらゆる現場に適応できる知識・実践力を有するとともに、地球規模課題解決等の国際的視野を備えたグローバル人材を育成します。
博士後期課程及び博士課程においては、各専攻の教員が他専攻の研究指導を担当できる分野横断型の体制により複合的な教育研究を実施し、農学の複雑な課題に対応できる研究者・高度専門人材を育成します。また、国際通用力の養成のため、企業等に求められている国際安全衛生基準の取得・維持に対応できるよう本学が機能強化事業において構築を進めている国際安全衛生基準適応の実習施設群を活用し、国際水準の食の安全確保に関する実践重視の教育研究を展開しています。さらに、協定大学であるウィスコンシン州立大学、コーネル大学等から研究者を招聘し、獣医学分野、農畜産学分野及びその学際分野に関する講義を通じて、獣医・農畜産融合の視点から最新の知識と技術を駆使した先端的研究を担う⼒を修得します。