入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
工学部では、工学・技術の分野で技術者・研究者等として国内外で活躍できる人材の育成を目指します。そのため、工学部では次のような人物を求めます。
(知識・理解)
1.本学科の専門分野を学ぶために必要な、高等学校卒業レベルの基礎学力を有している。
(思考・判断、技能・表現)
2.物事を多面的に考察し、論理的にまとめ表現することができる。
3.自分の考えを他者にわかりやすく伝えることができる。
(興味・関心・意欲、態度)
4.工学の分野に興味を持ち、習得した知識・技術を地域社会あるいは国際社会に役立てたいと考えている。
(主体性・多様性・協働性)
5.主体的に多様な経験を得ようとする意欲を有している。
6.多様な他者と関わり、相互理解に努めようとする協働性やコミュニケーション能力を有している。
<選考方法の趣旨>
【一般選抜 前期日程 理型入試(理型入試A、理型入試B)】
大学入学共通テストでは、高等学校卒業程度の6教科8科目の基礎学力が備わっていることを評価します。また、個別学力検査では、筆記試験により数学及び理科(物理、化学、生物のうちいずれか1つ)の基礎学力を評価し、調査書または活動調書によって、工学分野への興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価します。
【一般選抜 後期日程 理型入試】
大学入学共通テストでは、高等学校卒業程度の6教科8科目の基礎学力が備わっていることを評価します。また、個別学力検査では、筆記試験により数学の基礎学力を評価し、調査書または活動調書によって、工学分野への興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価します。
【一般選抜 前期日程 文理型入試(建築・社会デザインコース)】
大学入学共通テストでは、高等学校卒業程度の6教科7科目の基礎学力が備わっていることを評価します。また、個別学力検査では、筆記試験により数学及び英語の基礎学力を評価し、調査書または活動調書によって、工学分野への興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価します。
【一般選抜 後期日程 文理型入試(建築・社会デザインコース)】
大学入学共通テストでは、高等学校卒業程度の最大5教科6科目の基礎学力が備わっていることを評価します。また、個別学力検査では、面接により論理的思考能力を測り、調査書または活動調書によって、工学分野への興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価します。
【一般選抜 前期日程 デジタル情報人材育成特別プログラム】
大学入学共通テストでは、高等学校卒業程度の6教科8科目の基礎学力が備わっていることを評価します。また、個別学力検査では、筆記試験により数学の基礎学力を評価し、調査書または活動調書によって、コンピュータ科学・応用情報工学分野への興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価します。
【一般選抜 後期日程 デジタル情報人材育成特別プログラム】
大学入学共通テストでは、高等学校卒業程度の6教科8科目の基礎学力が備わっていることを評価します。また、個別学力検査では、筆記試験により数学の基礎学力を評価し、調査書または活動調書によって、コンピュータ科学・応用情報工学分野への興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価します。
(機械工学コース)
【総合型選抜Ⅰ】
高等学校で履修する基礎的な学力を調査書により判断します。機械の設計で特に重要となる数学と物理の基礎学力を測るために口頭試問を課しています。また、「ものづくり」の経験、興味、向上心、社会と技術の関係への関心、コミュニケーション力をみるために面接を課しています。さらに、志望理由書・調査書および活動報告書により、工学分野への興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価します。
【学校推薦型選抜Ⅱ】
大学入学共通テストでは、高等学校で履修した主要教科・科目について教科書レベルの基礎的な知識を有しているかをみるために、5教科7科目を課しています。また、「ものづくり」への興味、向上心、社会と技術の関係への関心、コミュニケーション力をみるために面接を課しています。さらに、推薦書・調査書および活動報告書により、工学分野への興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価 します。
(知能システム学コース)
【総合型選抜Ⅰ】
高等学校で履修する基礎的な学力を調査書により判断します。知能システムの設計で特に重要となる数学と物理の基礎学力を測るために口頭試問を課しています。また、「ものづくり」の経験、興味、向上心、社会と技術の関係への関心、コミュニケーション力をみるために面接を課しています。さらに、志望理由書・調査書および活動報告書により、工学分野への興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価します。
【学校推薦型選抜Ⅱ】
大学入学共通テストでは、高等学校で履修した主要教科・科目について教科書レベルの基礎的な知識を有しているかをみるために、5教科7科目を課しています。また、「ものづくり」への興味、向上心、社会と技術の関係への関心、コミュニケーション力をみるために面接を課しています。さらに、推薦書・調査書および活動報告書により、工学分野への興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価 します。
(電気電子工学コース)
【学校推薦型選抜 I】
高等学校の推薦書・調査書及び面接・活動報告書により、高等学校卒業程度の基礎学力、電気・電子・情報通信工学に対する勉学意欲・興味・関心、主体性、協働性などをみます。電気・電子・情報通信工学の分野を学ぶためには、数学、物理、英語等の基礎学力は特に重要です。面接では、これらの基礎学力をみます。また、目標を持って勉強することや自分の考えをわかりやすく表現することも重要ですので、これらについても面接で確認します。
【学校推薦型選抜 II】
高等学校の推薦書・調査書及び面接・活動報告書により、高等学校卒業程度の基礎学力、電気・電子・情報通信工学に対する勉学意欲・興味・関心、主体性、協働性などをみます。電気・電子・情報通信工学の分野を学ぶためには、数学、物理、英語等の基礎学力は特に重要です。そのため、大学入学共通テストにおいて数学、物理、情報の学力をみるとともに、面接においても、数学と英語の学力をみます。また、目標を持って勉強することや自分の考えをわかりやすく表現することも重要ですので、これらについて面接で確認します。
(コンピュータ科学コース)
【学校推薦型選抜Ⅱ】
大学入学共通テストでは、基礎学力・教養力を評価するために、6教科8科目を課しています。目的意識、基礎的知識、自己表現力、情報工学分野への興味、学習意欲、主体性、協働性等を評価するために、推薦書、調査書、活動報告書の提出を求めるとともに、面接を課しています。
(応用情報工学コース)
【学校推薦型選抜Ⅱ】
大学入学共通テストでは、基礎学力・教養力を評価するために、6教科8科目を課しています。目的意識、基礎的知識、自己表現力、情報工学分野への興味、学習意欲、主体性、協働性等を評価するために、推薦書、調査書、活動報告書の提出を求めるとともに、面接を課しています。
(材料デザイン工学コース)
【学校推薦型選抜Ⅰ】
面接では、材料に関する興味・関心や勉学意欲、基礎的知識および自己表現力などについて総合的に評価します。また、口頭試問を設け、材料を学ぶ上で特に重要となる理科・数学に関する基礎学力もみます。推薦書・調査書および活動報告書では、「知識・理解」、「思考・判断、技能・表現」、「興味・関心・意 欲、態度」および「主体性・多様性・協働性」について評価します。
【学校推薦型選抜Ⅱ】
大学入学共通テストでは、高等学校レベルの広範囲な基礎学力をみるために、6教科8科目を課しています。面接では、材料に関する興味・関心や勉学意欲、基礎的知識および自己表現力などについて総合的に評価します。推薦書・調査書および活動報告書では、「知識・理解」、「思考・判断、技能・表現」、「興味・関心・意欲、態度」および「主体性・多様性・協働性」について評価します。
(化学・生命科学コース)
【総合型選抜Ⅰ】
志望理由書・調査書・活動報告書によって、高等学校等で履修する範囲の知識、論理的に考えて組み立てる能力、自身の考えを適切に表現する力を評価します。面接では、口頭試問によって化学・生命科学を学ぶ上で特に重要である化学に関する基礎学力を評価します。また、化学技術や生命科学に対する興味・学習意欲、主体性・協働性等を総合的に評価します。
【総合型選抜Ⅱ】(女子枠)
大学入学共通テストでは、高等学校レベルでの知識の広範囲な基礎学力をみるために、6教科8科目を課しています。志望理由書・調査書・活動報告書および面接によって、化学技術や生命科学に対する興味・学習意欲、主体性・協働性等を総合的に評価します。
【学校推薦型選抜Ⅰ】
推薦書・調査書・活動報告書によって、高等学校卒業程度の英語、数学、理科、情報、国語、地理歴史、公民の基礎学力を評価します。面接では、口頭試問によって化学・生命科学を学ぶ上で特に重要である化学に関する基礎学力を評価します。また、化学技術や生命科学に対する興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価します。
【学校推薦型選抜Ⅱ】
大学入学共通テストでは、高等学校レベルの広範囲な基礎学力をみるために、6教科8科目を課しています。推薦書・調査書・活動報告書および面接によって、化学技術や生命科学に対する興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価します。
(社会基盤工学コース)
【学校推薦型選抜Ⅰ】
在籍校長の推薦書、調査書、活動報告書、面接(口頭試問を含む)により入学後に重点的に履修する分野・領域の修学に関する知識・理解、思考力・判断力・表現力の素地、興味・関心・意欲、態度、リーダーとしての主体性・多様性・協働性などの能力を評価します。
(建築・社会デザインコース)
【学校推薦型選抜Ⅰ】
在籍校長の推薦書、調査書、活動報告書、面接(口頭試問を含む)により入学後に重点的に履修する分野・領域の修学に関する知識・理解、思考力・判断力・表現力の素地、興味・関心・意欲、態度、リーダーとしての主体性・多様性・協働性などの能力を評価します。
(デジタル情報人材育成特別プログラム)
【総合型選抜Ⅱ】(女子枠)
大学入学共通テスト、志望理由書、調査書、活動報告書、面接により入学後の修学全般に必須な基礎学力、入学後に重点的に履修する領域の修学に関する知識・理解、思考力・判断力・表現力の素地、興味・関心・意欲、態度、リーダーとしての主体性・多様性・協働性などの能力を評価します。
【学校推薦型選抜Ⅰ】
目的意識、基礎的知識、自己表現力、情報工学分野への興味・学習意欲、主体性、協働性等を評価するために、推薦書、調査書、活動報告書の提出を求めるとともに、面接を課しています。 基礎学力、論理的思考能力、コミュニケーション能力を評価するために、口頭試問を課しています。
(海事産業特別コース)
【総合型選抜Ⅰ】
高等学校で履修する基礎的な学力を調査書により判断します。数学と物理の基礎学力を測るために口頭試問を課しています。また、海事産業分野への興味、向上心、社会と技術の関係への関心、コミュニケーション力をみるために面接を課しています。さらに、志望理由書・調査書および活動報告書により、学習意欲、主体性・協働性等を評価します。
【総合型選抜Ⅱ】
大学入学共通テストでは、高等学校で履修した主要教科・科目について教科書レベルの基礎的な知識を有しているかをみるために、5教科7科目を課しています。また、海事産業分野への興味、向上心、社会と技術の関係への関心、コミュニケーション力をみるために面接を課しています。さらに、志望理由書・調査書および活動報告書により、工学分野への興味・学習意欲、主体性・協働性等を評価します。
入学者数
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 |
|---|---|---|
| 521人 | 545人 | 551人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
令和5年度大学・高専機能強化支援事業によって、令和6年4月入学より定員が30名増加しました。
実施している入試方法
| ○ | 一般 |
|---|---|
| ○ | 総合型(旧区分名:AO) |
| ○ | 学校推薦型(旧区分名:推薦) |
| 帰国生徒 | |
| 社会人 | |
| 附属校 | |
| ○ | 編入学 |
| その他 ※ | |
| ○ | 留学生 |
※その他は一芸一能入試、専門高校・総合学科卒業生入試、飛び級、中国引揚者等子女入試など
受験者・合格者・入学者の構成(入試方法の区分別)
入試内容(教科・科目、合否基準、入試問題等)
障害のある入学志願者に対する合理的配慮
| 1.5 倍または1.3 倍の時間延長 | |
|---|---|
| 点字での受験、文字サイズ1.4 倍、紙面2 倍に拡大した問題用紙、拡大鏡等の使用 | |
| 回答方式(チェック解答、文字解答、代筆) | |
| 意思伝達装置やパソコンを使用した意思表出 | |
| 手話通訳者、介助者の配置 | |
| リスニングの免除、またはリスニング音声聴取を制御する許可 | |
| 試験室の場所(トイレやエレベータとの距離関係) | |
| 杖や補聴器、車いす、特製机の使用など |
障害のある入学志願者に対するその他の合理的配慮
障害等のある者が、受験上及び修学上不利になることがないよう、合理的配慮の提供を行っており、そのための相談を随時受け付けています。詳細は募集要項等を参照してください。
入学者の構成(男女別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 男 | 女 | 男 | 女 | 男 | 女 |
| 449人 | 72人 | 456人 | 89人 | 466人 | 85人 |
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)
入学者の構成(出身高校所在地別)
| 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 | 都道府県 | 学生数 |
| 愛媛県 | 182人 | 愛媛県 | 197人 | 愛媛県 | 197人 |
| 広島県 | 134人 | 広島県 | 141人 | 広島県 | 123人 |
| 兵庫県 | 35人 | 岡山県 | 47人 | 岡山県 | 48人 |
| 岡山県 | 34人 | 兵庫県 | 33人 | 香川県 | 28人 |
| 香川県 | 29人 | 香川県 | 24人 | 兵庫県 | 26人 |
| 大阪府 | 17人 | 高知県 | 17人 | 大阪府 | 16人 |
| 徳島県 | 17人 | 徳島県 | 13人 | 徳島県 | 16人 |
| 高知県 | 11人 | 大阪府 | 11人 | 高知県 | 15人 |
| 島根県 | 9人 | 島根県 | 7人 | 愛知県 | 11人 |
| 鳥取県 | 8人 | 京都府 | 6人 | 島根県 | 11人 |
| 愛知県 | 4人 | 鳥取県 | 5人 | 和歌山県 | 10人 |
| 山口県 | 4人 | 山口県 | 4人 | その他 | 7人 |
| 福岡県 | 4人 | その他 | 4人 | 三重県 | 5人 |
| 沖縄県 | 4人 | 静岡県 | 3人 | 京都府 | 5人 |
| 三重県 | 3人 | 愛知県 | 3人 | 東京都 | 4人 |
| 京都府 | 3人 | 滋賀県 | 3人 | 大分県 | 4人 |
| 長崎県 | 3人 | 奈良県 | 3人 | 茨城県 | 3人 |
| 大分県 | 3人 | 北海道 | 2人 | 滋賀県 | 3人 |
| 千葉県 | 2人 | 千葉県 | 2人 | 山口県 | 3人 |
| 静岡県 | 2人 | 東京都 | 2人 | 福岡県 | 3人 |
| 滋賀県 | 2人 | 三重県 | 2人 | 鳥取県 | 2人 |
| 青森県 | 1人 | 和歌山県 | 2人 | 佐賀県 | 2人 |
| 栃木県 | 1人 | 大分県 | 2人 | 長崎県 | 2人 |
| 東京都 | 1人 | 鹿児島県 | 2人 | 宮城県 | 1人 |
| 福井県 | 1人 | 福島県 | 1人 | 栃木県 | 1人 |
| 岐阜県 | 1人 | 茨城県 | 1人 | 千葉県 | 1人 |
| 奈良県 | 1人 | 栃木県 | 1人 | 神奈川県 | 1人 |
| 和歌山県 | 1人 | 埼玉県 | 1人 | 富山県 | 1人 |
| 佐賀県 | 1人 | 神奈川県 | 1人 | 長野県 | 1人 |
| 熊本県 | 1人 | 新潟県 | 1人 | 静岡県 | 1人 |
| 鹿児島県 | 1人 | 長野県 | 1人 | 北海道 | |
| その他 | 1人 | 岐阜県 | 1人 | 青森県 | |
| 北海道 | 福岡県 | 1人 | 岩手県 | ||
| 岩手県 | 長崎県 | 1人 | 秋田県 | ||
| 宮城県 | 青森県 | 山形県 | |||
| 秋田県 | 岩手県 | 福島県 | |||
| 山形県 | 宮城県 | 群馬県 | |||
| 福島県 | 秋田県 | 埼玉県 | |||
| 茨城県 | 山形県 | 新潟県 | |||
| 群馬県 | 群馬県 | 石川県 | |||
| 埼玉県 | 富山県 | 福井県 | |||
| 神奈川県 | 石川県 | 山梨県 | |||
| 新潟県 | 福井県 | 岐阜県 | |||
| 富山県 | 山梨県 | 奈良県 | |||
| 石川県 | 佐賀県 | 熊本県 | |||
| 山梨県 | 熊本県 | 宮崎県 | |||
| 長野県 | 宮崎県 | 鹿児島県 | |||
| 宮崎県 | 沖縄県 | 沖縄県 | |||
※その他は外国の学校卒、高卒認定等
(2025年5月1日現在)
数値の説明(増減理由等)