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複合芸術研究科(博士課程)

 
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教育研究上の目的と3つの方針

複合芸術研究科は、現代芸術領域と地域における課題を対象とする教育・研究を通じて、テクノロジー等を活用した複合的芸術表現の探求、アート・マネジメントの手法を用いた課題解決、ソーシャル・デザインによる雇用の創出・まちづくり、さらには蓄積された現代芸術領域に関する研究成果の発信など、自らの表現能力を探求し続けながら、現代芸術における新領域の創造と、地域を深く捉えた課題の発見から課題解決手法の提案・実践を通じて社会に貢献する人材を育成することを目的とする。

学部・研究科等ごとの目的

秋田公立美術大学大学院は、学部における教育成果を基盤に、多様化する現代芸術領域と複雑化する地域課題に対応しながら、複合的な教育・研究を通じて、一人ひとりの個性を尊重した専門性のさらなる深化を追求し、新たな芸術表現の創出やより本質を捉えた地域貢献を担うことができる高度な実践力と専門性を兼ね備えた人材を育成することで、現代芸術領域及び秋田市をはじめとする地域への貢献を果たしていくことを目的とする。

入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

本課程は、現代社会を「複合の視点」から理論化を試みる研究を行うことで、現代芸術領域及び社会に新鮮な視点や思考の転換を発信し、新たな道筋を示しながら現代芸術領域の拡張と持続可能な社会の構築に広く貢献する表現者、リーダー及び研究者を育成することを教育目的とする。
この目的を達成するために本課程が求める人材像は次のとおりとする。

1.複合の視点から自立した研究に取り組み、表現手法の拡張や現代社会の理論化を追求する人
2.モノ・コトの成り立ちを解析し、領域を横断する高い観点から、自らの創造性や思考の転換に基づく成果によって、芸術領域及び社会に新たな価値を提示する人
3.他現代芸術の研究を通じて、複合の視点からの理論化に取り組み、「複合芸術」の体系化を担っていく意欲のある人

教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

1.モノ・コトの複合性を要素単位で紐解く自立した研究を通じて、自らの分析力と解析力で現代芸術のみならず社会的事象の本質を捉える力を養う。
2.表現と理論双方からの研究を通じて、複合の視点に基づく発想の転換や理論の応用を新たな表現や課題解決策につなげる力を養うとともに、表現と理論が相互に裏付けされた研究を導く。
3.複合の視点からの研究を通じた表現や理論の成果を社会に広く発信する力と、実社会に適用させ人々を巻き込む求心力を養う。

学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

本研究科は、大学の理念に基づき以下の能力を備え、かつ所定の単位を修得した学生に対して、博士(美術)の学位を認定します。

1.複合の視点からモノ・コトを要素単位で分析、解析し、現代芸術に限らず、社会的な課題等に関しても事象の本質を捉える能力
2..表現と理論の双方から多面的にモノ・コトを捉えながら、発想の転換や理論の応用をもとに、現代芸術及び社会に新しい視点を提示できる能力
3.複合の視点からの学際的な研究に取り組み、その成果を社会に発信・適用していくことで、人々を巻き込みながら現代芸術や地域を牽引していく能力