学部・研究科等ごとの目的
グローバルな課題とローカルな課題が直結する国際都市=横浜・神奈川地域に立脚する本学ならではの文理融合の蓄積とリスク共生学の強みをいかし、都市科学という今までにない学問領域の創出と、グローバルとローカルが直面する多様で複雑なリスク・課題の解決をはかることのできる人材育成を目指す学部です。
入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
【求める学生像】
都市を担う人間とそれを支える自然環境、社会環境、文化システムなどを対象として、文理にわたる幅広い視点から社会課題を科学的に分析・考察・実践することにより解決し、多彩な分野で活躍できる人材の育成を目指す。よって、次に示す人の入学を求める。
・理工系と人文社会系の知識を学ぶことで文理両面やダイバーシティ(多様性)の視点、複眼的思考を身に付けたい人
・ローカル・グローバルにわたる多次元的な世界を相互理解できる広い視野をもち、横断的な課題解決能力、総合力を身に付けたい人
・上記の視点と視野・知識・能力・技術を身に付けて、街づくり、都市文化・社会基盤構築、自然との調和で都市の未来に貢献したい人
※各学科の「求める学生像」と「入学者に求める知識や能力・水準」は大学ウェブサイトでご確認ください。
教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
【教育課程の編成方針】
YNUの教育課程は、学部、学科・課程(学士の学位を授与する教育課程プログラム)の人材養成目標その他の教育理念・目標の実現とともに、卒業認定・学位授与の方針(Policy1ディプロマ・ポリシー)による4つの実践的「知」を身に付けさせるために必要な授業科目を開設して体系的に編成するものとする。
教育課程の編成に当たっては、学部、学科・課程(学士の学位を授与する教育課程プログラム)に係る専門分野の知識を教授するとともに、幅広い知識・教養、実践的な思考力とコミュニケーション力を培い、高い倫理観と責任感を兼ね備えた創造性豊かな人間力を涵養するよう配慮するものとする。
【教育課程の実施方針】
YNUの教育課程は、学部、学科・課程(学士の学位を授与する教育課程プログラム)において国際通用性のある質保証された学士課程教育を実現するとともに、教育課程の編成方針に従い、次に掲げる取組を実施するものとする。
・多様な価値観を理解し、高い倫理観を養い、主体的・創造的な能力を身に付けるため、先進的な研究成果を取り入れた学士課程教育を実施
・学際的な能力を身につけ多様な視点を有する幅広い専門性を持った人材を育てるため、主専攻に加え、課題解決能力の育成に対応する学部横断教育課程プログラムおよび副専攻プログラムなどを充実
・実践的な課題を探求し、論理的かつ批判的に思考し、創造的に解決する能力を育むため、課題解決PBL(Project/Problem Based Learning)やグループワークなど対話型手法によるアクティブラーニング学修、産学連携や学外フィールドワークなど理論と実践を往還する学修を教育課程プログラムに配置
・自らの学びが世界を舞台に挑戦できるものになるよう、高いコミュニケーション力と国際性を育成する全学教育を展開
・学生の資質・能力に応じた自己実現を支援するため、職業観、人生観、社会人としての倫理観、責任感の醸成を図るキャリア教育を入学時から実施
・初年次教育については、多様な入学者が自ら学修計画を立て、主体的な学びを実践できるようにする観点から充実を図る
全ての学生が障がいの有無によって分け隔てられることなく、十分な教育を受けられるよう、教育上必要な合理的配慮を講じるものとする。 また、障がい学生に対し十分な情報の提供を行うとともに、可能な限りその意向を尊重するものとする。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
YNUが卒業を認定し、学位を授与するために修得しておくべき学修成果(身に付けるべき資質・能力)として4つの実践的「知」を定める。
・学芸・諸科学に関する豊かな知的資産を学び、グローバル新時代に求められる幅広い専門性と多様な応用力を修得し、世界を舞台に挑戦できる知識・教養
・グローバルとローカルの視座から文理融合と分野横断を追求し、新たな「知」を創造して諸課題の解決に導く思考力
・外国の社会制度、文化、宗教、習慣などの多様性に対応できる国際的視点から共生社会の実現に貢献できる高いコミュニケーション力
・社会が直面する諸課題を解決する強い意志と責任感、普遍的な倫理観に基づく予測困難で変化の激しい時代を主体的に生き抜く人間力