学部・研究科等の特色等
1.本専攻では、博士前期課程における材料科学・機械システム工学・電子システム工学の最先端の学術的研究を踏まえて、人間と環境に適した最先端材料や知的・高機能な機械の創出と応用、あるいは持続可能な社会に向けた機能的電子システムの創生のための独創的研究を推進し、それらの産業への応用を目指す。
2.本専攻では、教育研究において、より広い視野に立っての総合力をもたせるために、専攻を網羅した基礎的・先駆的な研究についての講義および演習科目を配する。そのため必修科目として、先端工学特論、先端工学特別演習および先端工学特別研究を設ける。また、選択科目として、無機材料特論、有機材料特論、機械工学特論、機械システム工学特論、電子システム特論および電子情報特論を設ける。
3.博士前期課程での教育研究を基盤として、より高度で学術的な専門教育を行うとともに、それらの知識を実践的に掌握させる実験・実習を重視した教育研究を行う。
4.教育を充実するため、講義および特別演習においては、独創的かつ世界的な研究を行っている研究者、企業の第一線で活躍している技術者によるセミナーを随時開催し学生に聴講させる。
5.本学産学連携センターと連携した教育研究を推進し、地域産業界の科学技術研究の活性化を支援する。
6.よりグローバルな大学院教育と学術的研究を展開するために、外国人留学生の受け入れ、外国を含む他大学院との連携を進める。特に、科学技術の高度な進歩にも的確に対応でき、実際的な分野についての教育研究が実施できるように、工業技術総合センターなど県立の試験研究機関との連携を図る。